リアクション

2021年1月7日(木)の練習記録
精神的な要因によって、表面に出てくる反応と制御について練習しました。

まず、快適さを乱してくるモノを感じる…
相手から押されたり、腕を引かれたりといった、
自分の外側から入ってくる動きに抗わず、受け入れて倒れる。
さらに、捻りや関節を極めるような複雑な動きを加えられても、
痛みや恐怖による反応で動かされずに、
自分が心地良い状態に戻れる体勢や位置に回復する。

快適な状態とその回復のプロセス、
快適さが崩れていくプロセスが体感できたら…
相手からの動きは受け入れつつも、自身のコントロールは相手には渡さずに、
入ってきた余分な力みは相手へ返す。
その結果として、相手は崩れる。

より表面的な動きは少なくしていき…
自分の呼吸・コントロールが乱されないままで居続けられれば、
相手は動きをぶつける対象・変形させる対象が無いため、
相手自身の体勢が変形するかたちで崩れていく。

相手と向かい合ったときの動きが
自分の中から生まれた動きなのか、相手によって引き出された動きなのか、
自分自身に対する観察力が大切になってくるワークだったと思います。